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オススメの書籍ーDr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎ー

今日はオススメの書籍の紹介ですが、ちょっと変わった本になります。著者の夏秋(なつあき)先生は兵庫医科大学皮膚科学の准教授でいらっしゃいますが、昆虫の研究にも造詣が深く、その集大成とも言える本です。

Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎

Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎

写真や内容の良さはもちろんなのですが、その症例写真は、ご自分が刺されたりしたものを使用するという、虫への愛着とこだわりがわかる一冊となっています。虫好きの方は必携の本です。

【目次】 1章 総論 1、「虫」とは何か 2、虫による皮膚炎の発症機序 3、皮膚炎を起こす虫 4、虫による皮膚炎の診断 5、虫による皮膚炎の治療 6、虫による皮膚炎の予防対策 2章 虫の生息地 人家周辺、市街地、里山、渓流、河原、高原、湿原、高山、北海道の山野、海辺、亜熱帯 3章 皮膚炎を起こす虫と虫による皮膚炎 ●刺咬によって皮膚炎をおこす虫 ハチ類総説、スズメバチ類、アシナガバチ類、ミツバチ類、クマバチ、シバンムシアリガタバチ、 オオハリアリ、エゾアカヤマアリ、ヨコヅナサシガメ、ムカデ類総説、トビズムカデ、 カバキコマチグモ、セアカゴケグモ、ヤエヤマサソリ、マダラサソリ ●吸血によって皮膚炎をおこす虫 双翅類(ハエ類)総説、アカイエカ、ヒトスジシマカ、キタオオブユ、アシマダラブユ、 シナノヌカカ、アカウシアブ、ネコノミ、トコジラミ、ダニ類総説、シュルツェマダニ、 タカサゴキララマダニ、フタトゲチマダニ、タテツツガムシ、イエダニ、フトツメダニ ●接触によって皮膚炎をおこす虫 鱗翅類(チョウ・ガ)総説、チャドクガ、ドクガ、モンシロドクガ、マツカレハ、 ヒロヘリアオイラガ(繭)、ヒロヘリアオイラガ、イラガ、ヒメクロイラガ、 タケノホソクロバ、ツマグロヒョウモン、鞘翅類(甲虫類)総説、 アオバアリガタハネカクシ、コアリガタハネカクシ、アオカミキリモドキ、 ヒメツチハンミョウ、マメハンミョウ、ミイデラゴミムシ、クサギカメムシ、タイワンサソリモドキ 4章 人に害を及ぼさない虫/虫による皮膚炎と鑑別すべき皮膚疾患 ●人に害を及ぼさない虫 ケムシ、イモムシ、家屋内とその周辺の虫、野外の虫 ●虫による皮膚炎と鑑別すべき皮膚疾患 蕁麻疹、自家感作性皮膚炎、薬疹・中毒疹、伝染性膿痂疹、蜂窩織炎、皮膚カンジタ症、 マラセチア毛包炎、水痘と帯状疱疹、ジアノッティ・クロスティ症候群、 アナフィラクトイド紫斑、水疱性類天疱瘡 虫の種名索引、索引、参考図書 最終コラム 虫の一分――あとがきに変えて