医者は田舎で勤務したくない、が半数以上

医者は田舎で勤務したくない、が半数以上

昨年行われた10万人の医師を対象にした厚生労働省の調査で、1万5千人から回答があり、51%の医師は首都圏、県庁所在地以外の「田舎」で勤務したくないと回答したとか。

理由として、専門医の取得とか子育てとか1人の仕事量が多いとかいろいろもっともらしいことを答えているようですが、こういう調査って意味あるんでしょうかね。

そもそも、調査に答えた1万5千人はまだ意識が高い方で、都会でチャラチャラしている先生方は返事すらしていないと思うのですが、そのほとんどの先生は「田舎なんか行きたくない」と思っていることでしょう。

だから、多分実際は8割くらいの医師は、いわゆる僻地には行きたくないと考えていると思います。基本的に経済的に余裕があれば、みな便利な都会に住みたいと思うのが当たり前で、それを覆すには、相応の見返りがないと難しいのではないでしょうか。そのためには何らか、地方で勤務することで、メリットが得られるような制度が必要と思うのですけど、今の論法は「国の税金をたらふく使って育成されたのだから、だまっていいように仕事しろ」というもので、診療報酬はどんどん下げられるし、世の中の要求も高まる一方で、正直者が馬鹿を見るような状態ですから。

特に、救急、小児医療、産科医療の現場などは、仕事がハードで、何かと高度な要求がされる上に、さして評価もされず、これでは就労意欲がわかないというのも仕方ないかと思います。

一つ提案がありますが、医者を田舎へ送ろうと思う前に、まず国会や官庁街を全国の山奥かどこかへ移転して、お役人たちが率先して地方の活性化に取り組んでみてはいかがでしょうか。自分たちは都心の一等地に格安で居住しておいて、医師の偏在の議論など、虫がよすぎると思うのですが。

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