無届けで臍帯血投与した関係者の今後

無届けで臍帯血投与した関係者の今後

以前、このブログでも取り上げた無届けで臍帯血投与の問題ですが、動きがあったようなので、取り上げることにします。

まず、実際に投与を行っていた医療機関についてですが、厚労省は複数の医療機関について、刑事告発をする方向で検討しているとのことです。どれくらいの罪状になるかわかりませんが、そうなると医師個人についても責任を問われ、医業停止の処分が行われる可能性があります。

次に、臍帯血を販売していた業者についてですが、茨城県にあった民間の臍帯血業者が破綻した後、その臍帯血の一部を、他の業者が買い取って、医療機関に販売した、ということのようです。警察は無届けで再生医療に関係したと言うことで業者の数名を逮捕する方針だそうです。

時代の流れで、美容に携わる医師が増えたと思われますが、きちんとした研修、勉強を経て携わっている先生は少なく、あまり知識や経験を持たず、ただ利益追求のための医療を行っている医師がいるのも事実です。また、社会経験が少なく、あやしい業者などの説明を鵜呑みにしてしまう医師もいると思われます。また、医師ならそれなりの良識を持っているから、犯罪にかかわるものは少ないと言うように私自身も考えていましたが、残念ながら、今はそうでもないようで、嘆かわしい限りです

ルールが曖昧で線引きが難しい部分もありますが、少なくとも美容目的で臍帯血投与を行うのに関して、大きな成果が出るとは思われませんし、これを高い金額取って患者さんにおこなうことは、個人的には間違っていると思っています。

同じ開業医としては、とにかく最低限守るべきルールをまもり、責任が持てる範囲で医療行為を行う、と言うことを無責任な先生方に申し上げたいと思います。

 

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