このブログを始めてから、1年がたちました、いろいろなネタやニュースを取り上げましたが、テーマの方向性が定まらないのもあって、読み返してみるとまとまりがないブログになってしまっていますけど…。
さて、この機会にちょっと思っていたことを書こうと思いますが、なんとなく、医師の匿名のブログって少ないような気がするんですよね。ちょっと考察してみました。
医師がブログを始める理由
基本的には職場などで、情報発信するために、実名で始めるケースが結構多いと思います。開業医ですと必ずと言っていいほどホームページがあります。ブログをそのままホームページとしているところもありますし、院長ブログであるとか、病院でも、特定の部門がブログをやっているケースは結構あります。これについては、ひとことでいって、「集患のため」に他ならないですね。
それ以外の理由としては、やはり普段言えないことをブログに書く、純粋に自分の知識や興味、趣味のことを書きたい、などがあります。
書けることと書けないこと
昔、デキゴトロジーっていう文庫本があって、結構読んでいましたけど、ご存じでしょうか?内容は、嘘みたいな本当の出来事、なんですけど。ほかにもスッチー(キャビンアテンダント)の体験記的な本とか、一定の人気がありますよね。
医者版でそれをやりたいなと思ったりもしたんですけど、なかなか書きにくい。個人情報で書けないことも多すぎますし、多少滑稽なことと思っていても、患者さんは本当に苦しんでいたりする事をネタにするのは不謹慎だと思いますし、あまりリアルに書くと、当の本人が読んだ場合に分かってしまう。不快感を持たれたり、恨みに思われたりする可能性があると言うことです。医師の場合、個人を特定しやすいですので、何かあったときに困るというのはありそうです
情報源として、数多くの専門サイトがある
このブログは、医者向けの情報ブログとして立ち上げましたけど、日々の医療ニュースや医療情報を見たいのであれば、m3.comをはじめ、多数の専門サイトがあります。言いたいようなことも、m3.comの掲示板があり、そちらであれば、基本的には医師限定なので、思い切ったことが書けてストレス発散にはなります(苦笑)。ちょっと一般の方が見るとひんしゅくを買うようなことを書いている人もいますね。要するに、自分でサイトを立ち上げなくても困らないと言うことです。
仕事が忙しい
医者に限らず、誰でも当てはまりますけど、仕事が忙しいと、時間的にも余裕がないですし、家では家族サービスも必要。仕事が終わったら、お休みの時くらいは仕事のことを忘れたいという人も多いでしょう。また、ブログから収入を得ているような人は一生懸命更新していると思うのですけど、それなら本業を頑張ります、という人も多そうです。
まとめ
いろいろ考察してみましたが、結局、医師にとってはブログの必要性が少ない、ということになるんでしょうか。趣味のことを書くにしても、あまり個人が特定されないような書き方では面白くなかったりしますしね。まあ、私もマイペースに更新していこうと思います。