医者向けのちょっといい情報

開業医が医者向けのちょっといい情報や医療ニュースについて語ります

2019年、10連休予定のGWの臨時診療日を考えてみた

さて、以前の記事で書きましたが、来年のGWは10連休の予定!です。

 

www.savingdoctor.com

 目前に年末年始の休みがあるのに不謹慎な気もしますが、来年のGW、具体的にどういう感じに休むのか、考えてみました。

10連休全部休む

正確には初日の4/27は土曜日なので、大半の開業医は診療すると思いますから、開業医にとっては9連休ということになります。例年ですと、中間に2,3日の平日が挟まるので、前後も含めて患者さんが分散しますから、あまり大きな損害がないのですが、今回のパターンですと、まともに休むと患者さんが分散できないので、休日診療しているクリニックに流れると思います。

具体的な数字はわかりませんが、感覚的なことでいうと、例年は6日間ほど休日で休診になるのですが、実際には、定期通院の人などはほかの日にかかりますし、中日の受診もいるので、実質3日分くらいの減収ですむという感じです。

ところが、来年のパターンだと、9日間休んでしまうと、新患の方などはかなりの割合が分散しきれずに他院へ行ってしまうと考えられますので、7日分くらい減収になってしまうのでは?と思います。もちろん診療科やスタイルによっても大きく異なる部分ですが。

本来の中日の部分を診療する

本来の中日とは、2019年でいうと4月30日、5月1日、5月2日ということになりますが、この3日間を診療する場合、下記の問題が出てくると思います。

  • 一応祝祭日なので、事前に告知しても、診療していることが伝わりにくい
  • 特に連休の中日は、休診していると思われがち
  • 陛下が退位される4月30日に「退位礼正殿の儀」、皇太子さま即位日の5月1日に「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」という一大行事があるので、人出への影響が不透明

 

前後の何日かを診療する

例えば、4月28日~30日とか、5月4~6日を診療するというパターンもあり得ますけど、

  • そもそも例年でも休みの日程なので、認知してもらうのが大変そう
  • イレギュラーな診療日程なので、職員が確保できない可能性がある

全部の日を診療する!

多数の医師を抱えている医療法人のクリニックなど、普段から祝祭日診療しているクリニックもありますので、GWも関係なく毎日診療しているところもありそうですけど、個人立てのクリニックだとまずないですよねー。

まあ、万が一いらっしゃるとしたら、頑張ってくださいとしかいえないです…。

基幹病院の対応は?

 まだはっきりと診療日を決めている病院さんは少ないですが、聞いた限りでは、中日で数日診療する、という病院が多そうです。ちょっと探してみたところ、三井記念病院さんでは、4月30日と5月2日に臨時診療するようです。

2019年の祝日稼働日とゴールデンウィーク期間中の稼働日のご案内 | 最新情報 | 社会福祉法人 三井記念病院

5月1日は休診されるようですが、即位日の行事に配慮されたのか、(千代田区という立地条件から)交通規制なども考えての結論か、どうなんでしょうかね。

まとめ

祭日が増えて、普通に考えたらうれしくないはずはないのに、やれ医療機関が全部しまって困るとか、サービス業が忙しくなるから休めないとか、仕事に絡めて、ネガティブに議論してしまうのが日本人らしいところかもしれませんが、実際、

www.asahi.com

若い人以外はまんべんなく、うれしくないと考えている人が多いようで、なんだか複雑な感じですね。景気があまりよくないからというのもありますが、精神衛生上も、休みはしっかり取ってリフレッシュした方がいいんですけどね。