医者向けのちょっといい情報

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第113回医師国家試験合格発表!

第113回医師国家試験の合格発表が行われました。9029名の方が合格し、晴れて医師免許を受けることとなります。おめでとうございます!パチパチ。

全体の合格率はやや低め

受験者数10146名に対して、合格者は9029名。合格率は89.0%でした。これは過去10年間でしたから2番目の数字ということで、合格率はやや低かったようです。

既卒者の合格率は相変わらず低め

既卒者の受験者数は970名、合格者は551名。合格率は56.8%ということで、新卒者に比べると格段に低い数字となりました。昨今、不正入試問題も騒がれていましたが、これらの問題が是正され、正当な合格者がいざ国試に挑むという状況になったときに合格率に何か変化がでてくるのか、ちょっと興味深いものがあります。

設置主体別の合格率は一見差がありませんが…。

主体別の合格率を見ると、国立90.2%、公立92.1%、私立88.9%と一見それほど差がないように見えますが、出願者数に対する受験者数の比に着目してみると、国立は98.8%(5400/5471)が受験しているのに対し、私立は93.8%(3646/3887)にとどまり、大きな差があるのがわかります。

病欠や事故などでやむを得ない場合を除いて、出願して受験しないということは普通考えられませんので、何らかの働きかけがあるのではと推察されます。

 

男女の合格率を見ると…

今回の試験では、男性の合格率は88.1%、女性は90.8%ということで、ご多分に漏れず、女性の方が高いという結果になりました、これは今回に限らず、過去数年で見ても常に女性の方が高くなっております。あくまで個人の意見ですが、やはり試験などの点数は在学時から常に女性の方が上だった気がします。まあ、一部の大学では、そもそも男性よりも高い点数をとらないと女性は合格できない、というのもあったようですし(汗)。

とりあえずはおめでとうございます!

何にしても合格された方はやっと肩の荷が下りてホッとしていることでしょう。自分も遠い昔の体験ですが、非常にうれしかったことは胸に焼き付いております。

ただ、本当に厳しいのはこれからです。医師の業務自体も大変なものですし、このご時世、医師への要求や負担は減るどころか、どんどん増えているように思います。

それでも、あまり安易な方向に走らず、業界全体がいい方向に向かうように、頑張って研鑽して頂きたいと思います。